お前がサメなら俺はフォーク

お前がサメなら俺はフォーク
アリゾナ辺りの海溝で錆びつくフォーク

お前は優雅に俺を飲み込んだ
お前の胃液で俺の錆がみるみるとれる

イギリス辺りの金持ちが
朝だけ使った昔の俺に戻ったみたい

そいつのお礼と言っちゃあアレだけど
お前の心を突き刺すつもりで漂った
なのにお前の心が見当たらない

お前の中にいる俺に早く気付けよ
お前の胃液で俺の体がみるみる溶ける
お前の中で俺の形が変わる

お前の心を見つけた頃には
小さなリングになってた

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家畜の歴史について その22

都合のいい記憶

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