ざらつく月曜日の壁とか

ざらつく月曜日の壁とか
からみつく金曜日の残り香
西陽の笑顔が悲しいから

逃げたくなる時間だ

ざらつくあの人との壁とか
からみつく不安という名の香り
西陽の歌声わびしいから

逃げたくなる時間ね

明日からまた自分を
責めて責めて責めては許す
夜になりゃまた責めて
誰かよもう助けて

「臆病」　月曜日の声から
部屋の隅　金曜日の灰から
西陽のやけつく赤い目から
「歌を歌え」と怒鳴られた

• 投稿者: webthevoice
• 詩
• コメント: 0

関連記事

1. 

   疑いの雨の中

   疑いの雨の中信じるように傘をさす…

2. 

   悲しみを優しく抱え

   悲しみを優しく抱え右に左に大きくゆっくり揺れる悲しい時にね　欲そのものを捨てなさいあ…

3. 

   ラピュタやカリオストロ

   ラピュタやカリオストロそれらが好きだっただけどそうだったのかな？好きだったのはその夜家族でこたつに…

4. 

   「ごめん、待った？」

   「ごめん、待った？」で始まると思っていたら俺が待たせていた　場所を間違えた雑誌で見つけた…

5. 

   似ていた

   似ていた似ていたから似ていただけだ似ていたな髪型？　体型？身…

6. 

   あなたの歩く先には

   あなたの歩く先にはたくさんの人でごった返しているあなたが前へ進むのと同じ様にたくさん…

7. 

   何もないな

   何もないな　誰もいないな何かあるな　誰かいるなAh Ah Ah何か取られた　誰か取られた…

8. 

   南で降りてCD借りる

   南で降りてCD借りるあそこはスープがついて390円Tシャツとスニーカーを見ながら流れるボ…